◆Villain -the case of trickster-(cv:黒井鋼)

シチュCD用のツイッターアカウントを取得してからというものの、タイムラインで毎日のように『水戸要さん』という名前を拝見していたので「さすがに水戸要さんのこと気になってきたわ~」とツイートしたところ、突然FF外から暴走列車級のプレゼンを受け、なんだかよく分からないままその日のうちに注文し、3日後には聞き終えてしまっていました…。人生何が起きるか分かりませんね。これだからツイッターライフはやめられないんだぜ……。

「あれだけアツく紹介してもらったんだからちゃんと感想を提出するのが仁義ってもんだろ…(?)」と思い、これを書いている次第です。いやあいろんな出会いがありますね世の中には。


というわけでこの作品です!デデドン

(※18歳以下はここでUターンしてください~~)

(※完全に視聴済みの人向けに書いてるので流れが飛び飛びです)


Villain -the case of trickster-
cv:黒井鋼さん
レーベル:HOBiGIRLS


あらすじ(公式サイトより引用)

ある企業で社長秘書を務める主人公。 ある時グループ会社から新しく水戸要と言う青年が配属される。 若くして優秀で社内の評価は高く、男女問わず人望のある好青年の彼を主人公はどうしても好きになれない。 そんな中、残務に追われて帰宅の遅くなった彼女は暗いオフィスの一室から漏れる灯りを見つけるが――。 HOBiGILRSが贈るオリジナルドラマCD第三弾『Villain -the case of trickster-』 決してヒーローじゃない、だけど魅かれる――そんな恋をしてみませんか?


あらすじにもほぼ目を通さずに買っちゃったんで笑、聞き終えた今改めてこれ↑を読んでみると、

『元は社長秘書だったの……?』とか『人望のある好青年(笑)ホッホッホ(笑)』とか色々思うところはあったんですけど、期待してた以上に面白くてたまにはこういうのも良いな~!と思いました。それにしても悪徳キャラ特化シリーズってスゴイなあ vol.4は切木Leeさんなんですね!こっちも気になるな~~~


というわけで以下感想です



◆シンガポールから来たらしい水戸要さんですが、

開始10秒の段階で「死ぬほどうさんくさい!」という感想を抱きました。

まあそれは、この後豹変してヒロインを犯すっていう前知識があったからですけど……。

それにしても『良い人を演じる』んじゃなくて『良い人を演じる悪人を演じる』技術がすごいですね。わたし今回が初黒井さんだったんですが、スゲ~って思いました。

それにしても声のトーンの粘り気(言い方…)がすごいですね。人間ってこんなにネッチョリネッチョリ喋れるんだなあ…という学びがありました。

で、ヒロインちゃんに的を絞った水戸要さんが話しかけてくるわけですけど、「ねえ、俺の席って…どこ?」の、「どこ?」に彼の素を感じました。

まあシンガポールから来たよう分からん男に突然「仕事ができそう」とか「俺だけのアシスタントになってほしい」とか言われたら警戒もするよね…。そりゃ根気よく食事に誘っても断られますよ…。

最初のディナーで水戸要さんがお肉、ヒロインちゃんがお魚を食べるのがなんとなく今後の流れを暗喩しているようでおもしろいな~~肉食アピールさすがっすわ(?) ほんとにうさんくささがすごいよ~~

ていうか手を(唇を?)出すのが早くない!?いや犯すまで段階は踏んでたと思うんだけど、この時点で軽いジャブを喰らわせてるのはなぜなんですかね~~~???完璧に『仕事のできる善良な男』を演じることなんて水戸要さんには容易そうなのにね~~~~?????(2週目を聞いてる今、壁ドンからの「深入りしないほうがいいよ……?」がもうSOSサインにしか聞こえませんでした私には…)


◆「もう社内に残ってるのは俺たちだけみたいだけど…よかったら送っていこうか?」

この不穏な前置き……しかもトラック名が『凌辱』と来ている……あ~あ…ついに水戸要フィーバータイムが来ちゃったよ~………(歓喜)とか思ってたんですが、あれ…?ヒロイン先に帰っちゃうの…?………タイトル回収は…?………と思ったら帰ってきてくれた!!!!!!!ありがとう!!!!!でもなんかごめん!!!!!!!!!!!

「ネクタイってこういう使い方もあるって知ってた?」

全世界のネクタイメーカーさんに謝ってくれ

流れるような手つきでカバンからローターを取り出してくるわけですが、あまりの準備の良さに感心しちゃいましたもんね。マジで仕事中もずっとそういうこと考えてたんだろうな…。スケベなこと考えながら仕事(悪い事)も上手にこなせるってすごいですね。さすがです。

悪事がバレる→口封じのために犯す ていうのは理にかなってる(※犯罪)とは思うんですけど、でもこのシーンのあまりに楽しそうな水戸要さんをみていると、やっぱり他の誰でもない彼女に尻尾をつかんでほしかったんだろうなあ~と思います。ちゃんとゴムつけてるのがその証拠じゃないかしら……。救われたかったんだな………

腰振りながら「お前……気に入った………」って言ってますけど(まあ突っ込んだら想像以上に良かったっていうのは嘘じゃないと思うんですけど)、たぶん気に入ったのはこのタイミングじゃないよね!?!?!?!?



◆お前どのツラ下げて嫉妬してんの!?~山田の乱~

わたし男が嫉妬するシチュエーションが三度のご飯と同じぐらい好きなんですけど、これも良かったです。つまんね~男に俺のオモチャ(※ローターではない)を取られてたまるかってんだよな!!!それは分かる

水戸要「山田なんかに色目使われてんじゃねえよ……………」 わたし「わたしもそう思う」

でもさ~~~仮のものとはいえ自宅に彼女を連れてくる段階でもう……………ねえ……。

で、ここから実況型セッ…が始まるわけですがま~~~~あドエロいですね!大満足です!

「だ~~…め♡(囁くような声)」←最高の10000乗です本当にありがとうございました

騎乗位からのベッドギシギシ音が、金属?っぽくて、「ああここは簡素なベッドがとりあえず置いてあるような寂しい部屋なんだな…」ってとこまで連想できて、良SEだなあと思いました。考えすぎかしら…?笑



◆ごめんここでひとつだけ言わせてほしいんだけど、ヒロインちゃんの心情、序盤~警戒してるところまでは理解できてたんだけど、犯されてからほだされる…?惚れる…?までの変化が私には分からなかった…。死ぬほど体の相性がよかったのかな……同情心とかあったのかな………いろいろな想像ができますね…………



◆「面白いものみせてやるよ」

ここからが好きすぎるんですが……。カンバセーションゲームってなに…?バカでごめん…Siriみたいなもん?ここで突然イキイキ語り始めたとき、「ああこの男なんかほんとに可哀想だな…」となんとなく感じたんですが、その気持ちは後の過去独白シーンで確信に変わりました

朝ごはんつくってもらって喜んじゃうのもかわいいね………外で食べるオシャンなイタリアンとかよりもアシちゃんの作る普通のごはんが嬉しくておいしいんでしょ………?君もうそれ恋か愛かのどっちかだよ……………おめでとう……………もうこの話ここで終わりでよくない?だめ?だめかあ…


まあそんなこんなで2人でいるところに車が突っ込んできたり、水戸要がアシちゃんと距離を取ろうとしたり、逆にアシちゃんが距離を縮めようとしたりするわけなんですが、後半の展開のスピード感がすごいな!?!?サクサクいくな!!!序盤のうさんくさ期→本性現すところまでがすごく丁寧だったからなおさらそう感じるのかなぁ


◆ハッピーエンドの方

パトカーのピーポーピーポーが聞こえてからのBGMが完全に火曜サスペンス系のそれでちょっと笑っちゃいました。水戸要完全勝利BGM


「最初はただ利用するだけの存在だったのに、なんでこんな気持ちになったんだろうな…」運命ってやつじゃないかな…。

「はじめて会った時から生意気そうで、泣かせてみたいと思ってた」…それ小学生男子の初恋……

「今思うと、わざとお前にだけ怪しまれるようにしてたのかもな」……そうだね……………。

と、気が付いたら水戸要さんのセリフひとつひとつに『そうだね……そうだね………』と合いの手をいれてました。よかったねほんと彼女に出会えて…の一言に尽きます

ちゃんと気持ちが通じてからのオセッセセですが、たいそう幸せそうで、「エロ~い!」よりも「よかったね……」の気持ちが上で、なんか不思議な心地でした。いやエロかったんですけどね。ベッドの軋む音も心なしかハイテンションだった気がします(……)

たぶん一夜限りの女は何度も抱いてきたんだろうけど、ほんとに好きになっちゃった女を抱けたのはこの瞬間だったんでしょうね。よかったね精神の童貞を卒業できて…………………おめでとう……お幸せにな………


◆ハッピーエンドじゃない方

こんなかわいそうなことがあるかよ…

「なんでもいうこと聞くから」とか言っちゃだめだよ~ でもあの状況だとそういうしかなかったんやな………。自分はやっぱり幸せになれない人種なんだ、と思うと同時に、愛した人を自分と同じところまで引きずり落としてしまったっていう罪悪感に苛まされたままこの先生きていくのかと思うと………つらいですね ていうかこれハッピーエンドの後に聞かされたらそりゃ気分もズーンになるっしょ



◆全体的な感想~~~

わたしの性癖のひとつに、『救われたい可哀想な男と、救う普通の女』っていうジャンル(ジャンル?)があるんですけど、この作品はそれにかすっててとても楽しく聞けました!

水戸要さんが思ってたより弱かった(良い意味でですよ)のも好きになれた要因かな~~

定期的に聞きたくなる1枚になったと思います^^




ということでVillain -the case of trickster-の感想でした~~~~!!

途中からビール飲みながら書いてたんで多分めちゃくちゃな文章になっていることでしょう!(エヘヘ!)許してください!


では~